産後・出産直後から1週間にすること
赤ちゃんを出産した直後には、母体と赤ちゃんを繋いでいた胎盤が出てきます。胎盤は、出産後には臓器としての役割を終え、不要になります。私は出産の経験がありますが、この胎盤が出てきている最中、大量出血を起こしているのではないかと思い、先生に「私、大丈夫?!」と聞いてしまったのを覚えています。私のように仰向きに寝る体勢で出産する自然分娩の方法が多いせいか、約7割の人は、自分の胎盤を見たことがないそうです。
出産後は、1時間は動いてはいけないと言われています。いきむのに汗だくになったので、新しい寝巻きに着替え、約1時間分娩台の上で休みました。1時間経って、入院中の部屋へ戻り、産後のおなかをキュッと締めるために、看護婦さんに腹帯を巻いてもらいました。その後はゆっくり休むことができたのですが、まだ興奮状態であったせいか、赤ちゃんが出ておなかが急に軽くなったからか、眠れませんでした。
産後は目がいつもより疲れやすいので、テレビを見たり、携帯メールを打ったりするのはあまり良くありません。部屋にテレビがある場合は、出産後は見るのを控えましょう。
そして、出産して3~4日後ぐらいまでは、悪露といって、出産のときの出血の残りや子宮内膜のかけらが出てくるため、大きめの産褥パットをショーツに当てておく必要があります。産後1週間もすれば、生理ぐらいの出血に治まり、1ヶ月経てば出血が治まることが多いです。
さらに、出産後悩まされるものに、後陣痛があります。生理痛のような痛みで、初産婦より経産婦のほうが痛みが強いと言われています。これは、大きくなっていた子宮が元に戻る為の子宮収縮が早い為です。出産直後は、子宮はおへその5~6cm下ぐらいまで小さくなりますが、数時間後には子宮収縮の力が弱まり、産後12時間経ったぐらいには、子宮はおへその高さまで戻ります。そこからは、約6週間かけて元の子宮の大きさに戻っていきます。
私が出産した病院では、産後2日ぐらい経って、できるだけ長い期間赤ちゃんに母乳を飲ましてあげられるように、助産師さんがおっぱいのマッサージをしてくれます。熱いお湯でタオルを絞って、胸に当て、その上から乳腺が開くようにマッサージし、乳頭の周りをつまんで母乳をピューピューと出す方法です。産後はおっぱいが張っているので、マッサージされると痛くてつらいですが、おっぱいで育てる為、頑張って耐えました。出産直後に赤ちゃんにおっぱいを吸わせることはとても大切なのです。
赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、母乳を作る働きをするプロラクチンと、母乳を外へ運び出し、子宮を妊娠前の大きさに戻す働きをするオキシトシンというホルモンが分泌されます。また、初乳を飲むと、赤ちゃんは生後半年から1年間は病気になりにくいと言われています。最初は、赤ちゃんはうまくおっぱいを吸うことができませんが、泣いたら飲ませることを根気よく続けると、母乳が次々と作られ、母乳をあげるのが上手になるものです。
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