放射能に汚染されていない安全な食材を手に入れるには?
食べ物の放射性物質に関する暫定規制値は500ベクレル/kg(2011年11月現在)です。
ある大学教授によると、この値は核戦争が起きて食べるものがないときの基準だそうです。
どう考えても、安全な数値とは言えません。
先日、枝野元官房長官も、ただちに影響がないというのは、1~2回食べてもすぐに影響はないことだと発言しました。
また、厚生労働相も来年の4月から暫定規制値を引き下げると言っています。
つまり、500bq/kgの食べ物を食べ続けると、健康に影響があるのです。
本当なら今すぐに引き下げなければいけません。
ですが、政府はすぐに基準値を引き下げようとはしません。
自分と子どもたちの身は自分で守るしかありません。
妊婦、赤ちゃん、高校生くらいまでの子ども、出産前の若い女性は、なるべく汚染されていないものを食べなければいけません。
私は関東に住んでいます。
スーパーで売られている食材は、ほとんどが東北産と関東産。
売られている野菜がすべて汚染されているわけではありませんが、ほとんどのスーパーでは測定値を公表していないので、産地で選ぶしかないのです。
公表していれば数値の高いものは大人が食べて、子どもには数値の低いものをといった選択もできます。
しかし、公表されていなければ、最大で499bq/kgのものを食べてしまう可能性があります。
私は安全な食材を手に入れるために、九州の親戚などから野菜を送ってもらっていました。
でも、最近では九州にも関東産の野菜などが出回っていて、それが送られてきました。
九州の親戚は、こちらよりも問題が深刻化していないので、産地をあまり気にしていませんでした。
送ってくれるのはとてもありがたいので、私が食べましたが、子どもには食べさせることはできません。
それで、私は野菜や食材の宅配サービスの利用をはじめました。
食材宅配のサービスにもたくさんの会社があり、選び方を間違うとスーパー買うのと変わりありません。
私は「放射性物質対策の比較表」を参考にして、らでぃっしゅぼーや
を選びました。
私が選んだ時の基準は
・産地が北海道や九州などのもの
・収穫してから自宅に届くまでに、産地偽装ができない仕組みであること
・放射能の測定をしていること
・測定された数値が公表されていること
・測定装置の精度が高いもの
・出荷規制値が低いもの(サービス会社の中には暫定規制値の500bq/kgで出荷する会社もあります)
これらを基準に一番あっているのが「らでぃっしゅぼーや」でした。
放射性物質対策の比較表を読むと、検出限界にこだわりすぎると何も食べれなくなってしまう気がしたので、出荷規制値を重視しました。
以前にネットの動画でも見たことがあるのですが、検出限界が1ベクレル/キログラムの測定器でも精度1ベクレルまで測定するには数時間かかるが、同じ機械で精度10ベクレルまでなら十数分で完了するようなことを言ってました。
つまり、精度1ベクレルまで測っているということは、すごく少ない数の抜き打ち検査になってしまうのです。すると、実際は汚染されているものが、検査をすり抜けてしまう可能性が増えます。
私の実家は東北の農家で、親戚も農家が多いです。
だから東北の農家の方たちを応援したい気持ちはとても強いです。
しかし、食べて応援というのは、今の段階では間違いだと思います。
もっと測定サンプルを増やして、出荷規制値を下げ、測定数値を公表するといった体制が必要です。
それから「食べて応援」が現実的になるのではないでしょうか。

